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(洛陽の牡丹と杜甫墓、そして大黄河-2/6) |
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鄭州から高速バスに乗ると、3時間ほどで洛陽に着く。すでに昼食の時間に近かったが、さっそくお目当ての王城公園に向かった。公園の入口には、「第25回洛陽牡丹花会遊園会」という真っ赤な横断幕がかかって、何とも賑やかである。園内一面に植えられた牡丹が、色とりどりの花を咲かせている光景は、壮観に違いない。はやる心を抑えながら、入園券を買い、園内に入った。 |
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牡丹園の門をくぐると、遥か遠くまで目に染みる緑が広がっている。・・・牡丹の花は??? 入口近くで店を並べている記念写真撮影の店員に、牡丹の花はどこで見られるのか聞いてみると、「もうみんな散ってしまいました。4月10日前後が見ごろです。花の命は1週間くらいですよ」という答えが返ってきた。 |
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何だか日本の桜の話しを聞かされているような気分になってしまったが、それにしても、ガイドブックには牡丹祭りは4月から5月初めまでとあり、さっきくぐってきた門の上にも、牡丹祭りの幕が賑々しくかかっているというのに・・・。 またドジをやってしまったかと思いながら、広大な牡丹園を隈なく歩いてみると、ピンクや黄色、そして深紅の牡丹の花がところどころに咲いている。観光客は、僅かに咲き残った牡丹の周りに集まり、花をバックに先を争って写真を撮っているのだが、落胆の思いは私と同じだろう。 |
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まだ蕾をつけている牡丹もあるにはある。しかし全体を見れば、やはり完全に試合終了である。 事前の確認不足、身から出た錆。また来なければ・・・と思いを新たに王城公園を後にして、近くの四川料理、刀削麺と書かれた食堂に駆け込んだ。 釜めしのような素焼きの器に入った麺は、四川風というだけあってピリカラだが、なかなかいける。生ぬるいビールを飲みながら、洛陽市の地図を広げた。 |
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地図には、杜甫の墓と記載された場所がある。 そこで、先ず郊外にある有名な古刹白馬寺までバスで行き、そこからタクシーをつかまえて墓を見に行くことにした。小一時間路線バスに揺られて白馬寺に着くと、門前に2台のタクシーが止まっている。前の車は誰もいない。メーターは倒れているので、多分乗客は境内を観光中なのだろう。後ろの車の後部座席には、誰かが昼寝をしている。近づいてみると、気配に気づいて起き上がった。若い女性で、なかなかの美人である。 |
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さっそく地図を差し出し、杜甫の墓まで行って15分くらい写真を撮り、また白馬寺まで戻ってきたいがOKかと訪ねると、うんとうなずく。 ただし彼女は、杜甫の墓を知らないらしく、何度も途中で車を止めて、路端の人に聞いている。ようやく「杜甫の墓500メートル」という道路標識があって、矢印の方向にある桐の花咲く村落に入った。 |
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