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江南の街道:宜興

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江南の街道・宜興1

(竹海)

宜興(ぎこう)は、太湖の南西、江蘇省の最南端にあり、安徽、浙江2省と隣接する境界に位置します。市なのですが、県級市と呼ばれる行政区画で、無錫(むしゃく)市に属しています。

県級市とはいっても、大阪府と同じくらいの広さがある この街は、広大な丘陵を背にして太湖に面し、「陶器の古都、洞窟の世界、竹の海洋、茶の州」として、中国人に親しまれています。

丘陵地帯には石灰岩が多く、80以上の鍾乳洞があり、山麓一帯には茶畑が広がっています。ここでとれるお茶は、宜興茶として知られています。また孟宗竹(もうそうちく)の生産基地として全国的に有名で、竹林を公園にした「竹海」は、観光地として整備されており、海のように広大な竹林を散策してみるのもいいでしょう。

ミドルバー

この街をもっとも有名にしているのが陶器で、北宋の時代以来、千年以上の歴史があります。

とくに、紫砂泥(ししゃでい)と呼ばれる貴重な粘土を使って焼き上げた紫砂茶器は、鉄分を多く含み、焼き上がりが紫褐色を呈するのが特徴で、明代の逸品などは一千万円近い値が付けられています。

鉄分の少ない材料で作られた土産品であれば、数百円から数千円程度で手にすることができます。

江南の街道・宜興2

(紫砂茶器)

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