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      南京だより(11)  
                 
雨花台烈士陵園

日本人観光客にはあまり縁の無いところですが、南京市郊外の高台に、雨花台という国家級の風景区があり、南京にやってきた中国人観光客で賑わっています。

ここは、国民党が統治した中華民国時代に、敵対した共産党や革命戦士が処刑された場所で、1950年代になって、これら戦士の冥福を祈るため、150万平方メートルにもおよぶ、とてつもなく広大な公園が建設されました。

南北朝の時代(6世紀初頭)に、この高台で説法する高僧がおり、あまりにも感動的な法話に天が動いて、花を雨のように降らせたという言い伝えから、唐代以降、この地は雨花台と呼ばれるようになったのだそうです。

   
                 

また、雨花台は、石英から変化した瑪瑙(めのう)やオパールなどの変種、雨花石の主産地であったことでも知られていますが、現在は掘り尽くされてしまいました。

雨花石は南京の周辺でしか取れない特産品で、当地の代表的なお土産のひとつです。ご覧のように、よく見てみると、風変わりな模様や色がついていて、ちょっと不思議な石ですが、高級品には、青天井の値がつけられています。

  雨花石
(2007年10月)
     
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