
南京の下町に、朝天宮という旧跡が保存されています。もともとは明代に創建されたもので、皇族の焼香や、旧三大節《春節、冬至、皇帝の誕生日》の朝見の儀式の練習などに使われた由緒あるところだといわれています。
その後、幾度も改築が繰り返され、清代になって、孔子廟や学び舎として利用されたため、境内にはちょっと場違いな感じのする孔子像が建っています。
正門前の広場には、ご覧のように、多くのご老人が集まって、将棋を指したりトランプをやったりして、格好の休息の場になっているようです。
正門をくぐると、孔子像の建つ広場があって、その左右には、これまた場違いな感じがするんですが、南京では最大の骨董市場があります。
朝見の儀、孔子廟、そして骨董市。
なんとも不思議な取り合わせですが、大きな石像から、古い玉(ぎょく)、陶器、調度品、木像など何でもありで、目利きのする人なら、掘り出し物を手に入れることができるかもしれませんね。
(2007年12月)
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