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これは、当社事務所のあるマンションの裏庭に広がる、緑の空間です。この緑の中を、斜めに横切るように、各棟から出口の門に向かう小道がつながっていて、マンション住民のいわば公道にあたる部分です。

公道の真ん中には、瓢箪池を渡る小さな橋があり、赤ちゃんをあやす一家族が、橋の上を完全占拠しています。

橋の手前にも、何人かベンチに腰掛け

ていますが、その左側には、さらにベンチが連なっていて、くつろげる木陰を提供しています。しかし、このベンチに腰掛ける人は先ずおらず、橋の上でこのように、どこかの家族が居座って、通行を妨げているんです!

右のショットは、市内繁華街の歩道橋の上。狭い通路に、処狭しと行商人が品物を広げています。歩道橋も、いわば万人のための公道のはずですが、こんな商いは、法に触れないんでしょうかね?

この橋を渡ったとき、ふと中国の至宝「清明上河図」の虹橋(こちら)を思い出してしましました。どうも、中国人には、パブリックプレース(市民が共有する場所であるがゆえに、私物化できない)という概念が、遠い昔から欠落しているようで、欧米人や日本人には、ちょっと理解し難い性癖のひとつといえるのではないでしょうか。

   
(2008年5月)
   
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