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      南京だより(18)    
ちまきの大売出し  

昨年末に中国の法定休日が見直され、メイデーの1週間の休みを廃止。その代わりに、中国古来の伝統文化を重視して、清明節、端午の節句などを、新たに休日と定めました。

中央電子台の午後9時のニュースでも、冒頭で「今日は6月XX日、農暦(日本の旧暦)5月XX日です」と、新暦とともに旧暦の日にちも紹介しています。

今年の端午の節句(農暦5月5日)は、6月8日。南京の大手スーパーが「端午の粽(ちまき)漂う香り、本場中国の味」というキャッチフレーズで、ちまきの大売出しをやっていますが、「本場中国の味」より、子供のころに食べた日本のちまきの方が、美味しかったような気がします。

 

民間伝説によれば、ちまきは、強国秦との同盟に反対し汨羅(べきら)川に身を投げた楚の官僚詩人屈原の死を悼み、5月5日にもち米を川に投げ入れたのが始まりで、魚に食べられぬよう、竹筒に詰めたり、笹の葉で包んだことに由来するといわれています。

街中でもこのように、自家製ちまきを量り売りしており、2300年も前の故事が、このような形で生活の中に生き続けているところが、歴史の国、中国の大きな魅力のひとつといえるでしょう。

  ちまきの量り売り
                     
(2008年6月)
 
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