下の2枚の写真は、ちょうど一年前のもので、大勢の南京市民がトランプに打ち興じている光景が実に奇妙だったので、思わずシャッターをきったものです。
久しぶりに、この広場に出かけてみたら、誰もいない空間に変わっていました。
その代わりに、近くの街角のあちこちで、ご覧のとおり、やっぱりトランプで賭けをやっています。
北宋の時代は、中国でもっとも市民文化が成熟していたといわれ、当時の生活ぶりを記録した「東京《北宋の首都開封(かいほう)の別称》夢華録」という本のなかにも、市民の賭け好きが紹介され、歌姫や舞妓、さらには土地、屋敷まで賭ける人がいると紹介されています。
元代に中国を訪れたマルコ・ポーロも、漢人は世界のどこの人間よりも賭け事を盛んに行っているとコメントしていますが、悠久の歴史の国に住む人々には、賭けのDNAが連綿と引き継がれているのでしょうね。
(2009年6月)
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