南京は、六朝(りくちょう)の時代《222~589年》に首都として栄えた古都です。
市内を流れる秦淮河(ちんわいが)は長江に通じているため、この河の周辺は、大いに水運の恩恵を受けました。
とくに、夫子廟(ふうしびょう)の辺りには、桃葉渡(とうようと)という渡し場があり、六朝から清代まで、金陵《南京の古名》48景のひとつとして大いに繁栄したといわれています。
現在は石碑が残るだけで、往時の繁栄ぶりを偲ぶことはできませんが、この渡し場の近くにある橋のたもとには、ご覧のとおり、小鳥を売る商人で溢れかえっています。かつて南湖路公園の小鳥売りをご紹介しましたが、夫子廟にたむろする人びとは、その比ではありません。売っている小鳥の大半は、やはり目白。それにしても、こんなにたくさんの売り手がいて、商売になるんでしょうか?
(2009年4月)
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