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南京だより(3)

将棋を見る人びと

市の中心地、新街口(シンジエコウ)からそう遠くない所で目にした光景です。人だかりがしていますが、一体何があるのでしょう?

人垣越しに覗いてみると、年配の男性が中国将棋を指していました。通り過ごして半時間ほどして戻ってきたら、依然として同じ面々が、同じ位置で立ち尽くし、食い入るように盤を見ています。

余程腕の立つ打ち手の対戦なのかも知れませんが、こんな姿勢でよく見続けられるものだと感心してしまいます。それにしても、主(あるじ)の後ろ手の先で、じっとこちらを見ているワン君。

「何とかしてよ・・・」と、哀願しているように見えませんか?

ミドルバー

この路地裏をもう少し歩いてゆくと、野菜や魚などを道に広げ、直売している人びとに出会います。最近規制が強化され、大都会では街頭での露天売りが見られなくなってしまいましたが、この辺りはまだ昔のままです。

サトウキビを搾り機にかけてジュースにしたり、釜戸でナンを焼いて売っています。昔目にしたものや、異国の光景が混在した、何とも不思議な空間です。

下町の露店売り

(2006年6月)

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