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南京だより(9)

画眉鳥

口笛の名手が吹くようなよく通る音色で、ともかく、よくさえずるんです。

風采はあまりパッとしませんが、画眉《眉を描く》という粋な名前がついていて、目の周りの白いところがご愛嬌。

周りが見えると気が散るのか、それとも、見えないほうがインスピレーションが湧くのか、啼かせるときはこのように、篭の左右に覆いをかけて、木にぶら下げます。

啼き始めると、じつに名調子。目に見えない相手に、どんな思いのたけを込めて、啼いているんでしょうね。

ミドルバー

南京郊外の七橋村というところに、ご覧のような古い石橋があります。

人呼んで人面橋

両側の欄干の下側に、鬼のような顔をした人面が、ずらりと並んでいます。南京ではもっとも古い橋のひとつで、現在は車両通行止めになっています。

橋の先は、ブルドーザーが古い家を壊し、整地のまっ最中です。

人面橋

地図には七橋甕(ななはしおう)湿地公園《建設中》と記され、この辺りはそのうちすっかり整備されて広大な公園になってしまうようですが、果たしてこの橋は残るのでしょうか ?

(2007年6月)

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