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南京市の位置は、北緯32度、東経118度。日本でいうと、九州の薩摩半島から宮崎市あたりの緯度に相当します。
市全体の人口は約640万(2006年センサス)、面積は6,500K㎡で東京都の約3倍もあります。
海岸から300キロほど内陸にあるため、典型的な夏暑冬寒の大陸気候で、夏の暑さは、重慶(じゅうけい)、武漢(ぶかん)とともに三大火炉と呼ばれてきました。しかし最近では、環境や緑化対策が進み、猛暑の日数は以前より少なくなったように思えます。
玄武湖とその東に連なる紫金山、そして北に向かってゆったりと流れる大河長江が、市の景観に大きな変化を与えています。
長江流域は、古来多くの人びとの生活や文化を育んできましたが、とくに南京は、代表的な都市として、悠久の歴史の中にその名を残しています。
三国時代に呉の孫権がこの地を都に定めて以来、南朝最後の陳王朝に至る約300年の間、首都南京は「六朝金粉」と讃えられ、すでに人口100万を越える大都市として繁栄しました。その後も、南唐、明、清末の太平天国、そして中華民国に至るまで、十の王朝や国が、南京を首都と定めています。
このように多くの王朝の首都として栄えた南京には、古い歴史と文化を今に伝える史跡が随所に残され、一度は訪れてみたい古都だといえるでしょう。
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