赤壁(せきへき)で、孫権・劉備連合軍と曹操軍が繰り広げた水上戦は、三国志演義に登場する数ある戦いのなかでも、とりわけドラマティックなものだといえるでしょう。
赤壁の古戦場は、長江(ちょうこう)の中流域、湖北省の東南に位置しており、江南の三大楼閣として名高い岳陽楼(がくようろう)と、湖北省の省都武漢(ぶかん)の間にあります。
武漢にはもうひとつの三大楼閣、黄鶴楼(こうかくろう)があるので、赤壁、岳陽楼とセットで旅行プランをたてるのもいいでしょう。
赤壁名勝風景区は、赤壁山、南屏(なんびょう)山、金鸞(きんらん)山という三つの小山で構成されていますが、とくに諸葛孔明が東風を起こすよう祈祷した南屏山は有名ですね。
長江に向かう高台には、呉の名将周瑜(しゅうゆ)の石像があって、一際目を引きます。
三国志演義では、諸葛孔明の活躍ばかりが目立ちますが、連合軍の実質上の軍師、周瑜はとても美男子で、中国人には「美周朗」の愛称とともに、根強い人気があります。
(周瑜像)
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