(蘭亭内の鵞池)
紹興(しょうこう)の緑深い郊外に、蘭亭(らんてい)があります。
この名は、遠く春秋戦国時代に、呉越戦争で勝利した越王の勾践(こうせん)が、蘭を植えたとの故事に因むともいわれています。
大書道家王義之が、この地で開いた曲水の宴の序文《蘭亭序》を書いたことから、蘭亭の名は一躍有名になり、全国に知られるようになりました。
「曲水の宴」というのは、曲がりくねった溝に水を引き入れ、上流から流れてくる酒杯が自分の席に到着するまでの間に即興で詩を作り、杯をとって酒を飲み干したあと、下流の客に次々と杯をまわす遊宴のことです。
毎年3月に開催される蘭亭祭には、日本からも参加される方が後を絶たないといわれており、書道ファンには見逃せない観光スポットだといえるでしょう。
(曲水の宴)
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