(復旦光華)
西湖(せいこ)は、かつての海が堰きとめられて湖となったもので 、東西2.8キロ南北3.3キロのほぼ丸い形をしています。
蘇軾(そしょく)の詩、
西湖を把(も)って
西子《西施》に比べんと欲すれば、
淡粧《薄化粧》濃抹《濃い化粧》
総て相宜(あいよろ)し
から、西湖の名は一段と有名になったといわれています。
元の時代に、西湖に立ち寄ったマルコ・ポーロは、南宋の都として栄えた杭州(こうしゅう)の繁栄振りに舌を捲き、西湖に舟を浮かべて遊ぶ杭州市民の優雅な暮らしぶりの描写に、多くの紙面を割いています。
湖内には、中国の代表的な民話「白蛇伝」の舞台となった断橋(だんきょう)や雷峰塔(らいほうとう)、乾隆帝の謎掛けで有名な湖心亭、島の中にまた湖のある小瀛洲(しょうえいす)など、数多くの見どころが点在しています。
唐代の大詩人白居易や、宋代の詩人蘇軾が杭州の長官をしていた頃に築かれた白堤や蘇堤を散策しながら、往事の大詩人を偲んでみるのも、興味深いものです。
(孤島の遊歩道)
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