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(閲江楼)
南京の西側を北上する長江(ちょうこう)は、大きくカーブして南京の町を包み込むように、進路を東に変えてゆきます。
この長江がちょうどカーブする辺りに、獅子山(ししざん)と呼ばれる小高い丘があります。
明の太祖朱元璋(しゅげんしょう)が、宿敵陳友諒(ちんゆうりょう)の大軍を破り、明帝国の建国を決定的にしたのが、この獅子山での戦いであったといわれています。
朱元璋は、獅子山に閲江楼(えつこうろう)の建設を決め、山上に立つ「碧色の瓦に朱塗りの柱」の楼閣をイメージしました。
しかし基礎工事が終わったころ、城市の整備や民心の安定が先決だとし、楼閣の建設を突然中止してしまい、この楼閣は一度も日の目を見ることがなかったのです。
(閲江楼の天井)
(朱塗りの柱と喫茶机)
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