(岳陽楼)
しかし、この楼閣には、杜甫の詩よりもっと有名な名文が伝わっており、それが岳陽楼の名を普(あまね)く天下に知らしめたといわれています。
范仲淹(はんちゅうえん)が著した「岳陽楼記」がそれで、とくに文中の、
天下の憂いに先立って憂え
天下の楽しみのあとに楽しむ
(岳陽楼の小楼)
は、強く人の心を打ち、今に語り継がれる名句とされています。日本でも、「先憂後楽(せんゆうこうらく)」や、あとの二語を使った後楽園など、広く使われていますね。
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