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中国の世界遺産・黄山 |
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南京市の西隣り、安徽省南部の山岳地帯に、黄山があります。北緯30度ですから、日本でいうと、種子島の南、屋久島あたりの緯度に相当します。 |
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| (天海景区) | (西海景区) | ||||||||||||
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黄山はイー(黒偏に多)県のそばにあることから、また遠望すると山影が黒いことから、古来イー山と呼ばれていました。 道教の説を裏付ける根拠は何もありませんが、黄山の名が後世に残されたのは、彼らの功績だといえるかも知れません。 |
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| (天海景区) | |||||||||||||
黄山には、「黄山四絶」という、キャッチフレーズがあります。ここでいう「絶」とは、他に追随を許さない、素晴らしい、というような意味で、奇松、怪石、雲海、温泉を四絶と呼んでいます。 「奇松」は、おそらく黄山をもっとも有名にしているキャラクターだといえるでしょう。黄山に生息する松は中国松の変種で、800メートル以上の高地に分布しています。 |
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| (迎客松) | (霊芝松) | ||||||||||||
なぜ岩の間で生息できるのか不思議ですが、花崗岩に含まれるカリウムが雨水に触れて化学変化した塩成分や、松の根から排出される有機酸で溶かされた岩中の塩分を、養分として吸収しているのだそうです。 |
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このような厳しい とくに有名な迎客 |
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(黄山ではいろいろな景観が楽しめます) |
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| 四絶の二番目は、「怪石」です。 | |||||||||||||
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| (飛来石) | (猴子観海・・画像をクリックすると拡大します) | ||||||||||||
名前がつけられた怪石は120にもおよびますが、飛来石や獅子峰の頂上にある猴子観海(猿が雲海を見る)などがとくに有名です。飛来石は、その根もとまで登って巨石を目の当たりにすることができますが、目の眩むような断崖絶壁で、思わず足がすくんでしまいます。 |
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黄山のある地域は雨が多く、年間平均降雨日が183日、降雪日も49日にのぼります。このため、山間に霧や雲海の発生する日も自ずと多くなり、「雲海」が三番目の「絶」として数え挙げられています。 |
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| (海抜1860メートルの光明頂から錬丹峰を望む) | (天海景区) | ||||||||||||
最後は「温泉」です。黄山の温泉は、風景区の一番南の、海抜650メートルほどのところにあります。温泉成分は重炭酸が主体で、水温は42度前後、飲用にも適しているそうです。古くから消化器系、神経系、血管系などの病気に一定の治癒効果があることで知られ、「霊泉」と呼ばれてきました。 |
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しかしこれらの「絶」もさることながら、大小72の高峰をはじめ、奇岩、佳岩が織りなすパノラミックな黄山全体の造形そのものが、人びとを魅了し続けてきたのではないでしょうか。 黄山風景区は、北海景区、東海景区、西海景区、天海景区などの景区に分かれていますが、迎客松、光明頂、飛来石などの奇観や佳点の集中する景区には、3つの登山口から、それぞれロープウェーでアクセスできるようになっています。 |
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| (西海水庫) | |||||||||||||
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