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(迎客松)
南京の西隣り、安徽(あんき)省南部の山岳地帯に、黄山があります。
北緯30度ですから、日本の種子島の南、屋久島あたりの緯度に相当します。
明代の著名な旅行家徐霞客(じょかきゃく)が、「黄山天下無山《天下に黄山と肩を並べる山は無い》」と絶賛したことから、今でも「天下無山」は、黄山の代名詞となっています。
中国の世界遺産黄山には、「黄山四絶(よんぜつ)」という、キャッチフレーズがあります。ここでいう「絶」とは、他に追随を許さない、素晴らしい、というような意味で、奇松、怪石、雲海、温泉を四絶と呼んでいます。奇松と奇岩は、黄山をもっとも有名にしているキャラクターで、とくに、天海風景区にある迎客松は、黄山のトレードマークといってもいいでしょう。
しかしこれらの「絶」もさることながら、奇岩、佳岩が織りなすパノラミックな黄山全体の造形そのものが、人びとを魅了し続けてきたのではないでしょうか?
黄山は、北海風景区、東海風景区、西海風景区、天海風景区などの景区に分かれていますが、迎客松、光明頂、飛来石などの景勝地が集中する景区には、3つの登山口から、それぞれロープウェーでアクセスできるようになっています。
(飛来石)
(天海景区)
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