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(荊州古城東門)
荊州(けいしゅう)というと、中国人の多くは「劉備、荊州を借りる」という言葉を思い浮かべるようです。
三国志演義のクライマックスもいえる赤壁(せきへき)の戦いで、孫権・劉備の連合軍が曹操軍を撃退したあと、劉備は孫権から荊州を借りることにまんまと成功しますが、弟分の関羽に荊州を守らせて居座り、結局返さなかったという故事に由来する言葉です。
三国志の時代、魏・蜀・呉が覇権を争った中原の要地、荊州には、古代から引き継がれたいろいろな史跡が残されています。街の西北には、荊州古城があります。古城には、風変わりな道教の廟や、三国公園、荊州博物館などがあり、ゆっくり散歩しながら見て回るのも楽しいものです。
また、荊州博物館には、紀元前に埋葬された男性ミイラが展示されています。皮膚に弾力があり関節も動いたということで、湖南省の馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)の女姓ミイラが有名ですが、当館のミイラも、学術的価値が高いと評されています。
(道教三観のひとつ玄妙観)
(荊州博物館)
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