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(包公湖・前方に開封府が見える)
中国歴代の王朝のなかで、空前の市民文化を開花させた北宋は、絵画、陶磁器、詩《宋詞》などの分野で、最高峰と評される多くの作品を世に残しました。
この北宋の都が開封(かいほう)です。唐末の都、洛陽(らくよう)から、遥か東方の開封が新都となったため、東京とも呼ばれます。日本の東京も、東の都に由来しますが、その意味では開封のほうが元祖東京といえるでしょう。
開封は、度重なる黄河の氾濫で、かつての街並みは地下数メートルに埋もれてしまったそうです。市の中央に広がる包公湖(ほうこうこ)のほとりには、宋代の役所を模した開封府や、開封市博物館などがあり、湖畔に丹精して植え込まれた並木のある風景がよく似合います。鼓楼(ころう)広場には有名な開封夜市が立ち、中山路の北側には、宋代の建物をそっくりまねて建てられた宋都御街が連なっています。
また、「歴史のディズニーランド」と銘打ったテーマパーク、清明上河園(せいめいじょうがえん)、空海が滞在した大相国寺、北宋当時の姿を今に残す鉄塔など、中世の中国に思いを馳せるには、もってこいの空間だといえるでしょう。
(宋都御街北広場でのアトラクション)
(清明上河園・堀の向こうにラクダが2頭)
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