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(街路に植えられた刺桐)
泉州(せんしゅう)は、古くから「海のシルクロードの起点」といわれ、ベニスの商人マルコ・ポーロも、この街から故国イタリアに船出しました。
彼の17年にもおよぶ中国滞在の貴重な体験は、「東方見聞録」として世界中に紹介されていますが、その中で、海外交易で繁栄する当時の泉州に目を見張り、「この港は、世界二大海港のひとつだ」といって、舌を捲いています。
泉州港と西欧との交易が、ペルシャを経由していたことから、イスラム文化の影響が色濃く残り、中国最古のイスラム建築清浄寺(せいじょうじ)やイスラム墓地などの史跡が残されています。
また、美しい石橋、洛陽橋(らくようばし)は見逃せないスポットのひとつ。そして泉州は、「世界宗教博物館」ともいわれ、街のシンボルとなっている開元寺(かいげんじ)や、道教の老君岩、ペルシャで興ったマニ教の草庵など、歴史的にも価値のある史跡は、枚挙にいとまがありません。
(開元寺境内のガジュマルは樹齢600年)
(洛陽橋)
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