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(黄河故道に沿って並木道が続く)
秦末の混乱期に、彭城(ほうじょう)と呼ばれた徐州(じょしゅう)は、項羽が秦の主都咸陽を落としたあと、遥か東方の生まれ故郷に近いこの地を、自らの居城と定めたところとして知られています。
当時まだ20代半ばだった項羽は、彭城に凱旋して僅か数年ののち、劉邦に追い詰められ命を絶ちますが、太古の昔に、歴史的大ロマンの舞台となった徐州は、やはり、一度は訪ねてみたい街のひとつだといえるでしょう。
この町には、前漢時代の楚王の陵墓跡として有名な史跡がふたつあります。獅子山楚王陵(ししざんそおうりょう)には、兵馬俑(へいばよう)博物館が併設され、ミニ兵馬俑や、騎馬俑水中展示館などを見学することができます。また、亀山漢墓(かめやまかんぼ)は、楚王と皇后が合葬された墓で、開削精度の極めて高い地下甬道(ようどう)が、真っ直ぐに墓室へとつながっているのが印象的です。
項羽の生地宿遷(しゅくせん)や劉邦の故郷沛県(はいけん)、そして国士無双、背水の陣など多くの逸話を残した韓信ゆかりの淮安(わいあん)など、徐州市周辺に点在する秦末の英雄の史跡を、訪ねてみるのもいいでしょう。
(獅子山楚王陵)
(亀山漢墓)
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